よしこクリニック

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睡眠時無呼吸症候群

Medical

睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に何回も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることができない病気です。大きないびきや起床時の頭痛、夜間の呼吸停止、日中の強い眠気などがあります。

SASの定義・重症度について

SASには、①上気道の閉塞により気流が停止する閉塞性 ②脳からの呼吸指令がでなくなる中枢性の2種類があります。SAS患者様の多くは①閉塞性のタイプです。

太った人に多いと思われ勝ちですが、日本人の特徴である「短く平らな顔」「小さなアゴ」「喉が咽頭近くにある」などにより、太っていないから関係ないと判断するのは禁物です。

眠っている間の無呼吸に私たちは中々気づくことができないため、多くの潜在患者がいると推測されていますが、放っておくと高血圧や心臓循環障害、脳血管障害などに陥るといわれています。

また日中の眠気などのために仕事に支障をきたしたり、居眠りによる事故の発生率を高めたりするなど、社会生活に重大な悪影響を引き起こします。

SASの合併症

しかし治療法が確立されているため、適切に検査・治療を行えば決して怖い病気ではありません。

治療の流れ

SASの検査から治療までの流れ

☆簡易型による自宅検査

睡眠中の呼吸の状態、血液中の酸素飽和度などを同時に測定し、無呼吸低呼吸の有無を知ることができます。検査はご自宅で簡単に行うことができます。

☆CPAP療法

CPAP療法は、鼻より空気を送り、閉塞した上気道を押し広げることによって睡眠時の無呼吸をなくし、酸素不足を解消することで睡眠の質を向上させることができます。SASがまねく高血圧症や狭心症、心筋梗塞といった循環器の病気など、合併症を予防することもできると言われています。CPAPを使うと、ほとんどの患者様が使ったその日からいびきをかかなくなり、朝はすっきり、昼間の眠気も軽くなり、消えることもあります。重症のSAS患者様では、CPAPを使わなかった患者様より長生きをすることもわかっています。

CPAP療法

☆その他の治療法

・生活習慣の改善

減量、横向きで寝る工夫、アルコールを控えるなど。

・口腔内装置(マウスピース)

下顎を前方に固定することで、空気の通り道を開きます。

・外科的手術

起動閉塞の原因がアデノイドや扁桃肥大の場合など。

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